
心理カウンセラーは学校や病院、企業などでそれぞれが抱える悩みの相談に乗り、より良い方向へ導くカウンセリングを行う仕事です。
心理カウンセラーとして働くための資格はいくつかあるので、どれを取得するのか絞ります。
取得したい資格の通信講座もしくは通学講座を探し資料を請求します。
講座は期間やカリキュラム、料金が異なるので資料をもとに比較して検討します。
カリキュラムや料金的に自分が一番受けたい講座に申込みます。
講座に申込んだら受講を開始し、資格取得試験に備えます。
心理カウンセラーの資格として代表的なものを挙げると、「メンタルケアカウンセラー」「メンタルケア心理士」「臨床心理士」などがあります。メンタルケアカウンセラーは主に初心者向けの資格、メンタル心理カウンセラーは医療や福祉・教育などの現場で活躍することが多いものです。臨床心理士は3つの中でも比較的難易度が高く、5年毎に資格の更新が必要となります。
心理カウンセラー資格別に説明しますと、まず「メンタルケアカウンセラー」になるには、運営する学術学会が指定する講座を受講し、課題や認定テストに合格する必要があります。自宅学習および自宅受験が可能な点が特徴です。次に「メンタルケア心理士」の場合は「こころ検定2級」に合格し、登録申請をすることで資格取得が可能です。以前は在宅での受験が可能でしたが、2018年のガイドライン変更により会場試験に変わっています。そして「臨床心理士」は、協会が指定する大学院を卒業しているなどの所定の条件を満たしてはじめて受験資格が得られ、資格試験に合格することが必要です。
心理カウンセラー資格を得るためにかかる費用について見てみましょう。まず、メンタルケアカウンセラーの場合は、所定の講座を受講するためにかかる費用は3万円程度からと比較的安価です。次のメンタルケア心理士も通信講座で4万円位からありますので、初心者でも利用しやすいでしょう。そして臨床心理士になるには、既に保有している資格などにもよりますが、新たに大学院に入るとなると学費や試験対策講座などの受講料などがかかってきますので、ある程度まとまった額を用意する必要があります。